など、家づくりの段階では「欲しい!」という願望が強いスペースも、住んでみると使用しなくなる場所があります。
そういったスペースを設計段階から見極められるかが重要となるでしょう。
汚れが目立ちやすい水回りを清潔に保つには、家づくりの段階から準備した方が良さそうです。
例えば、「水垢が目立たない色やデザインのお風呂にすればよかった」という声や、「脱衣場の床を真っ白にしたら、落ちている髪の毛が目立つ」という例もあり、やはり住んでみないことには気付きにくい点と言えるでしょう。
天気が良い日は洗濯物を外に干したいという方は、ベランダの設計にも注意が必要です。
なぜなら、「屋根なしにしたら、ベランダがけっこう汚れる」という声が多く、天気が良い日にしか使用しないベランダであっても、屋根付きを採用した方が良いでしょう。
プロでもない限り問題に気付きにくいのが間取りで、音や視線の部分で失敗するパターンが多いようです。
例えば、リビングの上が子供部屋であったり、道路側が寝室だったり、騒音が気になるなど、間取りで失敗したという声が多く、そのほか、「来客時の玄関からの視線を考えていなかった」という視線に関する声も。