耐震リフォームにはどんな種類が?費用や補助金も徹底まとめ
ところが、簡易的ではありますが、自分で簡単に耐震性をチェックできるやり方がありますのでお教えします。
「簡易耐震診断」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか?これはその名の通り、簡単かつ簡易的に自宅の耐震性を診断できるものです。しかも、建築の知識は一切不要。与えられた簡単な選択式の質問に答えていけば、ものの数分で判定結果を得られるのです。その一部をご紹介します。
【Q建物の形は次のどれに当てはまりますか?】
1.整形
2.平面的に不整形
3.立面的に不整形
外から建物を見て2階部分が大きくて頭でっかちの家だな、と感じれば3番ということです。細かく鑑定する必要はありません。あくまで「何となく」でいいのです。
こんな感じでチェックすればいいくらいの内容ばかりなので、数分もあればすべて答えられるでしょう。
この質問に答えた結果を次の表に当てはめて結果を出します。
築30年以上の住宅でこの簡易診断を行うと、80%はもっとも耐震性の低い総合評点0.7未満に該当するでしょう。筆者の経験からこう判断できます。
そして、0.7未満の判定文言には「倒壊又は大破壊の危険があります」