有田焼から九谷焼まで全国10産地の焼き物がずらり!〔中川政七商店〕が提案する日本のうつわえらび
起源は1600年頃。琉球王朝時代に南方交易によって得られた陶法と、薩摩から直接伝わった朝鮮陶工の技法とが融合して作られたといわれています。本土の焼き物とは趣が異なる素朴な味わい。「やむちん」とは、琉球の方言で「やきもの」の意味。
美濃焼の豆皿
倉敷意匠 各 1,500 円(税抜)
窯業地として1300年以上の歴史を誇る岐阜県の美濃地方。愛らしい雀の豆皿は、寒さをしのぐために羽毛をふくらませる雀を表現したもので、愛知県の瀬戸地方や美濃地方で明治の初め頃まで作られていたものの写しです。冨と繁栄を願う意味を持つ、縁起の良い豆皿です。
小石原焼の豆皿/福岡県朝倉
土秀窯各 1,000 円(税抜)
1682年に磁器の生産が盛んだった伊万里にならい作り始めたのが起源とされる。うつわをろくろで回しながら刃先やハケなどを使って規則的に模様を入れる「飛び鉋」や「刷毛目」と呼ばれる技法を用いた、あたたかみのあるデザイン。直径10cmと豆皿としては大きいサイズなので、小さめの取り皿としても活躍します。
萬古焼/三重県
山口陶器各650 円(税抜)
江戸時代中期に沼波弄山が開窯したことに始まり、三重県四日市市で明治時代より定着した萬古焼。