「立春にめくるカレンダー」で、季節の兆しをつかむ。カレンダーの概念を再定義し“めくる”ことに新しい価値観を。
すっきりとした夏の風を感じられるような爽やかさ、夏の日差しの力強さや緑の美しさを、マットゴールドを入れて表現しました。
【秋】山粧う、秋のあざやかさ。
ぽっかりと出た満月が印象的な秋のイラストは、すっかり粧った秋の山と、名月との競演です。あざやかで、深みのある山吹色をメインカラーに。
【冬】山眠る、冬のおおらかさ。
雪や鳥をモチーフに、落ち着いたブルーとマットシルバーで、冬の荘厳さを表現。夜のうちに積もった雪が、明け方の光に照らされるような、そんな控えめな美しさを表現しています。
奥行きのある特色印刷
イラストの印刷はプロセスカラーではなく、スポットカラー(特色)を3版で刷り上げています。
スポットカラーとは、一般的な4色の掛け合わせによる印刷ではなく、出したい色のインクを調合して練り合わせて刷る方法です。
このスポットカラー(特色)印刷により、鮮やかなブルーやピンク、存在感のある上品なベージュや、マットな金や銀などのカラーを、美しく、よどみなく印刷することが可能です。
今回は、各季節に異なる色をセレクトし、マットで上質な紙に、鮮やかな色を刷り上げました。
イラストは、白澤真生氏による描き下ろし
この「節気カレンダー」