くらし情報『【シリーズ高齢出産 第2回】働く女性が知りたい妊娠力と高齢出産の実情』

2014年2月18日 08:00

【シリーズ高齢出産 第2回】働く女性が知りたい妊娠力と高齢出産の実情

猛スピードで減り続けていくのです。
減り方には個人差がありますが、だいたい35歳で5~6万個、37歳で2~3万個まで数が減るそうです。では、妊娠するのに理想的な卵子の数はどれくらいなのでしょうか。
「妊娠するには、5~20万個の卵子があるのが理想的です。ただ、量の多さと質は無関係なので、同じ卵子数でもやはり若い卵子のほうが妊娠に有利になります」(京野先生)
高齢の妊娠は「年齢問題」が浮上しやすいもの。でも個人差があるので思い悩んでストレスにならないようにしましょうね。
●ピルを使えば産める年齢が上がる、というのはウソ
ピルを服用すると排卵が抑制されます。そうすることで卵巣と子宮をお休みさせてあげる効果があり、子宮内膜症や卵巣がん予防に効果があります。

排卵が止まることで、その分産める年齢が上がるという噂もあるようですが、それは全くのデタラメ。卵子は、排卵するしない、治療をするしないに関係なく毎月減っていくのです。根も葉もない噂で妊娠適齢期を逃さないように厳重注意ですよ!
ファシリティーチェックは男性用もあるそうです。不妊原因は男女半々だそうなので、パートナーがいる方はぜひ一緒に検査を受けてみてはどうでしょうか。
<文:西村亜希子取材協力:京野アートクリニック高輪>

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