くらし情報『【シリーズ高齢出産 第3回】働く女性が知りたい卵子凍結の実情とは?』

2014年3月24日 08:00

【シリーズ高齢出産 第3回】働く女性が知りたい卵子凍結の実情とは?

ただ、飲酒はほどほどならOKですが、タバコは絶対にNGです。また妊娠を望まない時期は、クラミジアなどの性感染症に感染しないように必ずコンドームを使用するセイフティーセックスを徹底することも大切です」(京野先生)
また急激なダイエットは無月経になりやすく、肥満体型も無排卵になったりと不妊に影響を及ぼすので、体重はBMI値(BMI(kg/㎡)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が、18.5以上~25未満に収まるような体重管理が理想的です。将来の安心のためにも、今自分にできる事は取り組んでおきたいですね。
●自分が望む未来予想図のために今できること
最後に、京野先生からいずれ子どもを産みたいと考えている読者に向けてメッセージを頂きました。
「晩婚化が進む現代、高齢出産や不妊問題は今後も増加するでしょう。だからこそ、現在の卵巣の働きを知るために、ファティリティーチェックはぜひ受けていただきたいです。また不妊の原因の半分は男性側にあるのに気付かず、ようやく男性の治療が始まる頃には妻の卵子が老化しているというケースも多くあるので、パートナーがいる方は一緒に検査を受けましょう」(京野先生)
男性は女性以上に産婦人科での検査に抵抗があり、発見が遅れる傾向があるのだとか。

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