くらし情報『本当は訴えてやりたい! パワハラ&セクハラのボーダーラインってどこ!?』

本当は訴えてやりたい! パワハラ&セクハラのボーダーラインってどこ!?

――では、聞かれた場合はどう返すのがベストなのでしょうか。

「もし、何度も休日の予定を聞かれたとしたら、必要以上に重く受け止めず軽く流すとよいでしょう。こういった上司の場合、『映画に行きます』などと特定の予定を返すと、『誰と?』とさらなる詮索につながりますので、オススメはしません。

あまりにしつこい場合は、明確に『あまり私生活を詮索されるのは苦手なんです』と抗議するのもよいでしょう。とはいえ、なかなか上には言いにくいという人もいますよね。そういう場合は、厚労省は会社に相談窓口を設置することを各企業に義務付けていますので、そこに相談することが大事です。この抗議を機に、弁護士を立てて明確に抗議することや法的手段をとることも可能です」

●「子どもはいつ?」「子どもは産んだほうがいいよ」 もタブーなセクハラ発言!

――結婚したあと、すぐに聞かれる子ども問題。夫婦それぞれに計画や事情があるのに、何も考えず聞いてくる上司は多いですが、どうすれば良いか教えてください。


「基本的に出産に関する意見を告げることも、個人の領域やプライベートに過度に介入する行為としてセクハラの典型例とされています。

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