プロのスタイリストが教える、美しいクローゼットの作り方とは?
そのようにして区切りをつけることで、自分に本当に必要な服を選別していくことが美しいクローゼットをつくる第一歩だと河井さんは言います。
●ひとつ手に入れたらひとつ手放す「購入術」
もちろん服を処分するだけならクローゼットの整理はできますが、これから服を買い物する時にもポイントがあります。それが「購入術」です。
河井さんは「質の高い相棒を長く愛用すること」をオススメしています。トレンドや流行、自分の好みは変わっていくもの。そんな中でも、サイズが合っていて着心地が良く、何よりも似合っているという定番の“良いもの”は、自分と長い付き合いをしていく大切なアイテムになります。具体的には素材の良い白いシャツや穿いた時にしっくりくるジーンズなど。本書の中では、河井さんの定番アイテムも多数紹介されていますよ。
また、クローゼットの中をパンパンにしないために、「ひとつ手に入れたらひとつ手放す」というルールを決めることも効果的なんだそう。増えすぎてしまったアイテムはフリーマーケットで売ったり人に譲ったりして、「これからは誰かが着てくれる」という感覚を持てば、手放す勇気も持てます。また、結婚式やパーティーなど、普段使いではないアイテムについては、最近話題のレンタルサービスを利用することもおススメなんだとか。