プロのスタイリストが教える、美しいクローゼットの作り方とは?
特にドレスは購入するとなると、ついつい長く着られるようにと無難でシンプルなものを選びがちですが、レンタルならいつもとは違う色やデザインにチャレンジできます。着物もアクセサリーもレンタルができるので、購入とレンタルを上手に使い分けて賢い購入術を身に付けたいですね。
●小さなクローゼットでも美しくなる「収納術」
そして最後は「収納術」です。河井さんによると、クローゼットは人に見せるためではなく自分のためにあるので「自分だけのセレクトショップだという意識を持つこと」が大切だと言います。
具体的には、同じアイテムは同じ場所にしたり、色別、頻度別、袖や裾の長さ別に分けたりと、自分が取り出しやすいグループ分けをすれば、物を探す時間も減って効果的。一年中着られる服を6割、季節に合った服を4割といった具合を決めておくことも衣替えを楽にする秘訣なんだとか。さらにはハンガーの本数に余裕を持ってアイテムを掛けておけば、見た目も美しいだけでなく、シワや臭い防止になることも。こうしたちょっとした工夫をするだけで、どんなに小さくてもクローゼットは美しく変身できちゃうんです。
本書では、自分に似合う色や定番を見つける「スタイリング術」