SMAP解散は誰の責任?? 組織で生き抜く方法とは?
ぐっどうぃる博士:今回の飯島さんの場合、相手が経営者なので、2つめの「会社という組織が持つ文化」と、3つめの「相手の味方になること」および4つめの「相手に利益を与えること」が分けられない。
植田:会社に対する利益はものすごく与えてきたと思いますよ。
ぐっどうぃる博士:それはつまり、相手である経営者にも利益を与えていたことになります。でも、会社がそろそろ世代交代しなくちゃいけない時期となって、問題が起きたのだと思います。
植田:そうなんですよ。ジュリーさんが確実に次の社長だということは、飯島さんだってまったく疑ってなかったろうに、そこに「異分子が出てきた」みたいなことになってるわけですよ。
ぐっどうぃる博士:世代交代のタイミングでたぶん事務所の考える「利益」が変わったんだと思うんです。どんな関係でも利害は時間とともに変わります。
相手に期待されている役割を常にモニターする必要がある。それともう一つは、経営者に「彼女は敵だ」という意識が生まれてしまった。3つめの軸ですね。“力のある敵”というのは、より排除しなくちゃいけないんです。
植田:なるほど。力があればあるほど、ですもんね。