SMAPのような革新的グループはジャニーズではもう生まれない!? イノベーションとブランディングについて考えてみた
企業イメージを回復するためには、まず、なぜなくすことにするのか、顧客が納得する前向きな説明を、企業としてする必要はありませんか?
ぐっどうぃる博士:ブランディングという視点で捉えると、企業は「人格そのもの」と言えると思います。そう考えると、植田さんのおっしゃる通り、多くの人が愛した商品に関して、どうしてそれが無くなったのかを、誰もが納得できる形できちんと説明したほうが良いでしょうね。そういう人格のほうが愛されます。
また、繰り返しになりますが、インターネットの世界では情報を完全に隠すことは難しい。その場合、なるべく嘘偽りなく誠実に説明したほうが無難でしょう。
社会への影響が大きい企業ほど、立派な人格が求められます。一方で、消費者をバカにしているような、あるいは被雇用者を虐げるような、さらに言えば安易に嘘をついたり、都合の悪いことを隠す企業は、消費者にそっぽを向かれてしまうリスクが高くなると思います。
植田:なくす説明だけだとイメージダウンは避けられないので、新しいブランドメッセージを発信しないとダメですかね。
ぐっどうぃる博士:本当に大きなお世話だと思いますが、ジャニーズが反映し大きくなっていくためには、まずは、成熟した立派な人格だと思ってもらう必要があります。