高速道路の「複数台玉突き事故」…中間にいた車の法的責任はどうなる?
特にそのような事情がなければ、中間車は単なる巻き添えを食っただけの話ですから、法的な責任は発生しません」(小野弁護士)
玉突き事故による中間車の法的責任は、その事故の状況によって変化するようです。場合によっては責任を問われることもあるということは、留意しておいたほうがいいかもしれません。
内閣府が平成27年度に発表した交通安全白書によると、12月はもっとも交通事故の多い月となっており、非常に危険な季節。とくに普段ハンドルを握らない人がドライバーとして道路に出る年末年始は、危険を感じることが多くなります。
時間と心に余裕を持ち、安全運転で目的地に向かいましょう。
*取材協力弁護士:弁護士 小野智彦(銀座ウィザード法律事務所。浜松市出身。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする。
)
*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)
*参考:内閣府「交通安全白書」
【画像】イメージです
*Cartoonresource/Shutterstock
「県警が使ってた」 流行を取り入れた結果に「ガチ笑う」「本人に届け!」