くらし情報『犬が通行人に噛み付いて怪我をさせてしまった…飼い主に責任は?』

2017年6月7日 23:10

犬が通行人に噛み付いて怪我をさせてしまった…飼い主に責任は?

したがって、犬にリードをせずに放し飼いにしていたなど、「相当の注意を持って管理した」とはいい難いシチュエーションで相手に怪我をさせた場合は、当然ながら賠償責任が発生することになります。

その額については犬の大きさや怪我の程度に比例して増減するのが一般的。また、子供に重傷を負わせてしまった、あるいは死なせてということになれば、重過失致死傷罪に問われる可能性もあります。

飼い主は「ペットのやったこと」と責任を逃れることはできません。散歩をする際は十分に注意してください。

*記事監修弁護士:冨本和男(法律事務所あすか。企業法務、債務整理、刑事弁護を主に扱っている。親身かつ熱意にあふれた刑事弁護活動がモットー。


*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)

【画像】イメージです

*t-room / PIXTA(ピクスタ)

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