財務事務次官のセクハラ騒動について、弁護士に聞いてみた!
福田財務事務次官が、女性記者にセクハラ発言した問題が話題となっていますね。
「おしり触っていい?」「抱きしめていい?」など、女性にとっては聞くに耐えない言葉が飛び交う音声データが公開されました。
福田次官は、自身の声か判断できないとしていますが、これが福田次官のものだった場合、当然セクハラ問題として取り上げられるべきものでしょう。
しかし、音声データは、福田次官らしき男性の音声のみで、女性記者の音声は公開されていません。
結局、辞任を決めた福田次官。不確定な音声データを公開されたとして、公開した雑誌社に対し、名誉毀損として提訴する意向を表明しました。
連日報道されるこの問題、さまざまな憶測を読んでいます。一体誰が言っていることが本当なのか…。
間接的にしか把握できない私たちにとって、なんともモヤっとする問題ですよね。
では、法的に見ていくとどのような見解になるのでしょうか?
筆者の疑問を、虎ノ門法律経済事務所齋藤健博弁護士に直撃してみました。
Q.セクハラで訴える、となると、証拠が必須になりますよね。