煽り運転女性取り違えデマを流した市議が辞職 正当性は?第一投稿者は特定可能?
無関係だった女性の画像入りで「犯人だ」と決めつけた情報を自身のFacebookに掲載し「早く逮捕されるよう拡散お願いします」と書き込んだ。
この書き込みは全くのデマであり、犯人扱いされた女性が名誉毀損で提訴。市議は謝罪し、辞職することになりました。様々な意見がありますが、「女性はかなりの風評被害を受けている。デマを流した以上責任を取るのは当然だ」という声が多いようです。
やりすぎとの声もあるが…
追及の声が多い一方で、市議の行動は褒められたものではないものの、「辞職させるのはやりすぎではないか」という同情の声もあります。間違った情報を拡散した件で、辞職までする必要はあったのでしょうか?法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士にご意見を伺いました。
清水弁護士:「他者が最初に投稿した内容であっても、自身の投稿として改めて投稿していると評価できる以上、自身の投稿として責任を負うことになります。
辞職する必要があるかどうかは本人とその地域の有権者がどのように捉えるかという問題に過ぎません」
間違った情報を自身の投稿として書いてしまった以上、責任は免れないのですね…。市議の行動は、名誉毀損罪になりうるのでしょうか?
清水弁護士:「十分、名誉感情罪になり得るでしょう」