くらし情報『がん保険は必要?不要?具体的なケースで負担額を比較してみました』

2018年12月24日 20:00

がん保険は必要?不要?具体的なケースで負担額を比較してみました

がん保険に入っていない場合のまとめ
以上の通り今回Aさんが、がんに罹患して治療する際にかかる自己負担額を確認してきました。

がん保険に入っていなかったとしても、こうした負担額をまかなえる貯蓄があればとりあえずの対処は大丈夫ということになります。

ただし気をつけていただきたい点があります。

今回のケースでは、公的保険の適用外となる治療がありませんでしたが、先進医療といわれる治療を行った場合は、公的医療が適用されないため、全額自己負担となります。

例えば身体への負担が少なく乳房等の切除を避けたいと考えて量子線治療という先進医療を選択した場合、276万円という全額自己負担の治療費がかかることあります。(注)

また治療費以外にも差額ベッド代といわれる入院代の追加費用や病院での食事代、入退院や通院でのタクシー代などの費用が別途かかることは押さえておきたいところです。

(注)生命保険文化センター「ひと目でわかる生活設計情報」

しかし逆にいえば、こうしたもしもの時の貯蓄が無く、がん保険にも入っていない場合は、経済的に苦しい状態になる可能性が残ってしまうのです。

がん保険に入っていた場合には?

それでは次に、がん保険に入っていた場合を考えてみましょう。

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