2019年1月17日 21:00
確定申告とはどのような手続き?時期や方法、必要書類など初心者でわかりやすくまとめました
利子所得配当所得不動産所得事業所得給与所得退職所得譲渡所得山林所得一時所得雑所得たとえば、会社員の方で年の途中で退職して退職金を受け取った場合、これまでに受け取った給与所得と退職所得の2つの収入があったと考えることができます。
また、自営業をしながら株式投資をしている方であれば、自営業による事業所得と株式投資による配当所得といった2つの収入が生じるとも考えられます。(事業による赤字や株式投資による損失がない場合)
このように、1月1日から12月31日までの1年間において、さまざまな状況で得た収入によって、収入(所得)の計算も異なることになり、これを確定申告という手続きを行うことで1年間の税金の計算をして精算をすることになるわけです。
では、実際に、どのような立場の方が確定申告をする必要があるのでしょう。
確定申告が必要な人とは?
確定申告が必要な人は、以下のような条件にあてはまる方が対象です。
- 給与の年収が2,000万円を超える人
- 給与の支給を1ヶ所から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円を超える人
- 給与の支給を2ヶ所以上から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)