2019年3月26日 14:19
投資信託のリスク(デメリット)をFPが解説!株とは何が違う?
左側の図を見ると、マイナスとプラスの幅(リターンの散らばり・値動きの幅)が同じようになっています。そして、ゼロ付近・中央がもっとも多く発生することが分かります。ここは「なんとなくそうかな」くらいの認識で構いません。
また、左の図を値動きのイメージにしますと、右の図のようなイメージです。ゼロ付近がもっと多く発生し、プラスとマイナスの幅も同じようになっています。これは、平均があれば、振れ幅が上下同じようになる、というようなイメージでまずは構いません。
これは、リスクには中央回帰性がある、ということを意味しています。ということは、どういうことでしょうか?
長期で見ると、リスク(値動きの幅)のプラスとマイナスはほぼ等しいと考えられる。
リスクには中央回帰性があるので、投資信託のリスクに対する対処方法は「なにもしない(ほったらかし)」ことで初心者でも自然に対処される可能性がある
「中央回帰性がある」をもう少し分かりやすく表現します。次のような感じです。
- 大きく値上がりするほどに、中央に戻る(値下がりする)力が強くなる
- 大きく値下がりするほどに、中央に戻る(値上がりする)力が強くなる
ちょっと難しいですね。