【図解】投資信託の利回りの誤解。30%越えを狙うのは大間違い!
こちらは文字通り「毎月」分配金がもらえます。
しかし、毎月利益が出る投資信託など存在しません。運用成果は基本的に景気次第だからです。
そのため、利益が出ないときは、自分の身を切って分配金を出さないといけません(特別分配金などと呼ばれます)。
ザックリ言うと、自分の出したお金を「特別分配金(元本払戻金)」と称して受け取ることになります。
もちろんコストがかかりますから、高い手数料を支払いながら、銀行のATMでお金を引き出しているようなものです。非常に効率の悪い行為です。
このように、毎月分配型は、タコがおなかを減らして、自分の足を食べてしまうようなタイプの投資信託です。
次第に、タコ(お金)は小さくなりやすくなります。
利回りの高い毎月分配型は、次第に元本が小さくなっていきやすいので、長期での資産形成において不利になりやすい。
※投資信託の分配金について、より詳しくお知りになりたい方はこちらの関連記事をご覧いただければ幸いです。
利回りの高い投資信託の注意点利益である分配金には税金がかかる
こちらも先ほど少し触れましたが、利益である分配金(普通分配金)には、税金がかかります。