債券投資とは?基本知識&メリット・デメリットを専門家が解説!
ちなみに、利子はクーポンと呼ばれることもあります。
利回り=複利運用の利息の平均額
もう一つ、似ている用語に「利回り(%)」があります。利回りとは、金利と置き換えられる場合もあり、ほとんど同じ意味で使われています。利回りとは、投資金額に対して複利で運用した結果の額(利子も含める)がどのくらいを占めているか割合で表すものです。
債券投資の基本とは
ここまで、債券の種類と、債券投資でよく使われる用語について解説してきました。では実際に債券投資をスタートしようとした場合、どのような点に着目すればよいのでしょうか。引き続き基本的な知識を紹介していきます。
債券投資の仕組み
債券投資は、購入した価格より上回った価格で売却することで利益が生まれます。
債券価格が、額面を上回ることを「オーバーパー」、価格が同等のものを「パー」、額面を下回ることを「アンダーパー」と呼びます。
価格の変動は、その有価証券の発行元である国や団体の動向に大きく左右されます。例えば外国債を購入した場合は、そのカントリーリスクも長期的に注視しなければなりません。
新発債と既発債
債券は「新発債」と「既発債」というものに分けられます。