投資信託の仕組みについてわかりやすく解説!始める前に理解しておきたいこと
投資信託の仕組みでよく出てくる「委託会社(委託者)」とは?
【質問】委託会社(委託者)ってどんな意味ですか?解説してください。
投資信託の仕組みでよく出てくる言葉に委託会社(委託者)というものがあります。
これは、ざっくり言うと投資信託を運用する会社のことです。上の図では投資信託の袋の下にいる運用する人が委託会社にあたります。
委託者=運用会社
運用会社は投資家から集めたお金をどのように運用するかを指図する役割です。
【質問】もし持っている投資信託が途中で運用中止になったらどうなるの?
途中で投資信託の運用が中止になることがあります。
これは運用成績が悪かったり、投資家の資金が集まらなかった場合に起こることがあります。
この場合はその時の基準価格で償還されます。
簡単に言うと、その時の値段で売られて現金化されるということです。繰り上げ償還といいます。
※基準価格:正確には基準価額ですが、直感的にわかりやすくするために価格と表記しています。
もちろん買った時よりも値上がりしていれば利益になりますし、値下がりしていれば損失が確定します。
繰り上げ償還はあまり望ましい事態ではありません。これを避けるために、投資信託を選ぶ際はある程度規模が大きい投資信託(ファンド)