投資信託は銀行がおすすめ?証券会社・ネットとの違いをプロが説明します
投資信託における銀行・証券会社・ネット証券の違いに関するまとめ
- 投資信託選びに親切な相談相手はいらない
- 同じ商品を買うなら「安いところ」で買う方が良い
- 窓口の担当者にいくらお金を支払っても得はしない
過去の株式市場の値動きを見てみますと、長期分散投資には一定の効果が見られました(未来を保証するものではありません)。株式を主体とした投資信託で行った場合は、期待リターンも高いと考えられます。
ここでいう長期とは二十年や四十年という期間です。そしてそれは、つみたてニーサやイデコと呼ばれる制度の税制優遇期間でもあります。
つまりおおざっぱに言うと、長期分散投資に徹して「何もしない」とうまく行きやすいという経験則があるのではないか、と考えられます。
しかし、銀行や証券会社などの「相談できてしまう」窓口で相談を重ねていると「何かしてしまう(頻繁な売買)」リスクが出てきてしまいます。
そして統計的に見るとそれは短期投資になり、「何もしない」よりも運用成績を悪化させてしまう要因になることが知られています。
意外と私たちの資産形成を遮る最大の敵の一つは「相談から生じる心の偏り・バイアス」なのかもしれません。
本記事が読者の皆様の合理的な資産形成の一助になれば幸いです。
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