投資信託は銀行がおすすめ?証券会社・ネットとの違いをプロが説明します
な金融商品が提案されやすい。
投資信託を銀行の窓口で買ったら運用成績に違いは出る?出ない?
ある同じ中身の投資信託を銀行の窓口やネット証券といった異なる窓口で買うと、実質的な運用成績に違いが出ます。
ただし、それはプラスに違いが出るのではなく、マイナス方向に違いが出ると考えられます。
どういうことでしょうか。見てみましょう。
ネズミのぬいぐるみと投資信託の運用成績のイメージ
例えば世界的に有名なネズミのぬいぐるみがあるとします。これを「百貨店・スーパー・ネットショップ」の三店舗で比較して買うとします。
どこで買うと「良いネズミのぬいぐるみ」を手に入れられるでしょうか?
※図解は筆者作成
答えは「どこで買っても同じ」ですね。中身が同じなのですから当然です。
ただ、人件費や家賃などのコストが異なります。そしてそれは利用者の手数料(多くの場合は売価に反映される)に含まれます。
同じ中身のものはどこで買っても同じ。
結論:中身が同じなら、銀行でもネット証券でも表面上の運用成績(儲け・損)は同じ。ただし、実質的な運用成績には差が出てしまう
今度は資産形成において考えてみましょう。