過払い金請求とは?借金返済で払いすぎた利息を取り戻す前に確認したいこと
既に取引履歴を取り寄せている場合には、相談時に持参しましょう。弁護士の業務範囲は広いので、すべての弁護士が過払い金請求に詳しいわけではありません。また、司法書士については簡易裁判所代理権のある認定司法書士のみ相談可能です。
ホームページ等を確認し、過払い金請求の実績がある評判の良い事務所に相談しましょう。
過去に消費者金融と取引していたけれど、過払い金があるかどうかわからないという場合、事務所によっては無料調査を行ってもらえることもあります。
2. 委任契約を結ぶ
相談後、過払い金請求を正式に依頼する場合には、弁護士等との間で委任契約を結びます。
3. 受任通知・取引履歴開示請求
取引履歴をまだ入手していない場合には、弁護士等が代理人となった旨を貸金業者に知らせる受任通知書を送ると同時に、取引履歴の開示を請求します。
4. 引き直し計算
貸金業者から取り寄せた取引履歴をもとに、利息制限法の制限利率で利息を計算し直す「引き直し計算」を行います。
引き直し計算の結果で、正確な過払い金額がわかります。
5. 過払い金請求書を送付
過払い金額が確定したら、貸金業者あてに過払い金請求書を送って請求します。