iDeCoのデメリットとは?手数料・元本割れetc.メリット以外の仕組みを解説!
少なくとも15年超は欲しい所ではあります。制度自体は20歳~60歳までの方を対象にしていますから20代の方は十分な時間を使う事が可能です。年を重ねる毎に使える時間が無くなりますので、スタートは早いに越したことはありません。
ここで、ご注意頂きたい点があります。実はiDeCoには「加入期間が10年以上満たなければ60歳からの受給が出来ない」という点です。具体的には50歳以上で始めると通算加入期間が10年に満たないケースが出てしまし、受取の年齢が繰り下がる事もあります。まずは下図をご覧ください。
50歳以上でのご加入ですと、加入するタイミングにもよりますが、受給開始のタイミングが大きく異なります。
付け加えて、運用期間も10年未満と短くなる為、運用成果が思ったほど望めないケースも出てくるでしょう。
また掛け金にも上限がありますので、返って運用の影響を受けない預貯金で蓄えるばき、損失の可能性と天秤にかけた時にどちらがメリットになるのか?それと後述します掛け金の節税メリットを受ける事と、損失の出る可能性をお考えいただくのも非常に重要だと言えます。この点は非常に慎重なご判断をして頂ければと思います。