自己破産したら奨学金はどうなる?機関保証と人的保証の違いについてFPが解説!
そこで、奨学金を借りる時には機関保証か連帯保証人をつけるといういずれかの方法で、返済能力の乏しい学生に対する信用力を補完し、学生でもお金が借りられるようになっています。
奨学金における機関保証と連帯保証人制度について詳しく解説していきます。
機関保証とは
機関保証とは、個人ではなく保証機関が奨学金の保証を行うことです。
銀行カードローンなどにおける保証会社と同じ役割で、もしも債務者が奨学金を返済することができない場合には、保証機関が日本学生支援機関へ奨学金の残金を返済します。
連帯保証人を立てる必要はありませんが、保証料を支払わなければなりません。
連帯保証人を立てない代わりに日本国際教育支援協会が保証を行う
後述しますが、奨学金の連帯保証人になるには一定の条件を満たす必要があります。
この条件を満たすことができる人がいない場合や、家族や親戚などに迷惑をかけたくないという人は、連帯保証人を立てずに、日本国際教育支援協会という保証機関に奨学金の保証をしてもらうことができます。保証料が発生する
奨学金の保証機関である日本国際教育支援協会は無料で保証を行なってくれるわけではありません。