自己破産したら奨学金はどうなる?機関保証と人的保証の違いについてFPが解説!
奨学金は個人再生の対象になるので、個人再生が裁判所に認められれば奨学金を減額させることも可能です。
しかし、連帯保証人を立てて奨学金を借りている人は、やはり連帯保証人への迷惑を避けて通ることはできません。
連帯保証人の保証債務まで減額されるわけではない
個人再生によって奨学金を減額させることができたとしても、連帯保証人の支払い義務まで減額されるわけではありません。
例えば500万円の奨学金が100万円に減額されたとしても、連帯保証人には500万円の借金を保証する義務が残ってしまうのです。
後悔しないためにはまずはプロに相談を!
このように、連帯保証人を立てて奨学金を借りた場合には、自己破産にせよ個人再生にせよ連帯保証人への迷惑を避けることはできません。
ただし、他に借金があるのであれば、その借金を整理すれば奨学金を期日通りに返済して行くことができるかもしれません。
いずれにせよ、数ある債務整理の方法の中からどの方法を選択すれば連帯保証人に迷惑をかけずに奨学金の支払いができるのかということは、借金の状況や本人の収入の状況によって様々です。そこで、いきなり自己破産という選択をせずに、まずは相談料無料のプロへ相談してみるとよいでしょう。