2019年10月1日 14:00
不動産投資は節税になる?仕組み&メリットデメリットをFPが解説!
元利均等返済方式と元金均等返済方式
ローンの返済方式には、大きく分けて元利均等返済方式と元金均等返済方式の2種類があります。
元利均等返済方式とは(※イメージ図)
毎月の返済額は常に一定で、その一定の金額の中で利息と元金の比率が変化していく返済方式です。返済開始当初は利息部分の割合が多く、返済が進むにつれて徐々に元金部分の割合が増えていきます。
元金均等返済方式とは(※イメージ図)
毎月の返済額の中で、元金部分が常に一定で利息が変化する返済方式です。返済開始当初は返済額が高くなるため、当初のローン返済が大変で、返済が進むにつれて利息が減った分返済額が減ってきます。
元利均等返済方式は、返済開始当初から経費にできる利息部分の返済割合が大きいため、資金繰りが一番厳しい開始当初の節税効果が最も高いというメリットがあるのです。
減価償却の落とし穴「逆転現象」による失敗を回避する方法
不動産投資の税金対策を考えるうえで絶対に外せないのが、「逆転現象」です。逆転現象の仕組みを理解しておかないと、気が付いた時にはキャッシュフローが赤字になってしまい、「なぜこうなってしまったんだ」