2020年2月27日 20:00
住宅ローンの返済中でも賃貸に出せる?可能となる条件・方法をFPが解説
数年後、購入した家へ帰れる日が来るかもしれません。その時、入居者へ直ぐに退去を命じる事が出来ない場合もあります。
一般的には入居者を守る為の法律もありますので、もしも人に貸す事があるようでしたら、専門家指導の下に賃貸借契約を結ぶ事をおすすめします。注意点②入居者が賃料を払わない
トラブルの原因になりそうですが、もしも賃料を支払って貰えない等、発生したらローン返済は自分に降りかかってきます(元々そういう契約ですが)。
賃貸に出すという事は、少なくともローン返済の一部を担ってもらえる位の賃料になるはずです。しかし、生活が2重になっていますので、更に負担が大きくなる事はあり得ます。しっかりと管理できる方やご自身で管理するなど自己防衛策は講じておく事が大事です。
注意点③住宅ローン控除が使えない
住宅ローン控除は賃貸に出した時点で適用されません。
理由は居住している事が条件だからです。通常単身赴任などであれば、ご家族が居住していますので認められる事になりますが、購入した本人やご家族が住んでいなければ適用される事はありませんので、注意しておきましょう。
また帰ってきた場合は控除期間の途中でも再適用される事もありますので、税務署などへ問い合わせましょう。