2020年3月7日 20:00
住宅ローンを組む前にチェック!銀行の選び方・ポイントをFPがやさしく解説
つまり、フラット35の場合自己資金として土地・建物の1割+諸経費分を用意する必要があります。
全期間固定金利はフラット35と比べて金利が高め
民間の金融機関でも全期間固定金利が用意されていることもありますが、一般的にフラット35と比べて金利が高めに設定されています。全期間固定金利を利用するのであれば、基本的にフラット35を利用することをおすすめします。
変動金利や固定期間選択型金利が主力であることが多い
上記理由により、多くの金融機関で変動金利や固定期間選択型金利が主力となっています。
フラット35
フラット35とは住宅金融支援機構の取り扱う住宅ローンで、全期間固定金利タイプのローンとなっています。
公的な住宅ローンだといえますが、窓口は民間の金融機関であり、金融機関は金利を得られない分、事務手数料を受け取ることになります。このため、民間金融機関の住宅ローンと比べると事務手数料分、初期費用が高くなってしまいます。
一方、一定の基準を満たせば当初5~10年間金利優遇を受けられるフラット35Sがあることもあり、全期間固定金利でありながら民間金融機関の変動金利や固定期間選択型金利とそう変わらない金利で融資を受けることができます。