家族を連帯保証人にする条件とは?審査基準&自己破産した場合の対応方法もFPが解説
逆に、人柄が悪くても借金返済ができれば問題はありません。連帯保証人になるための信用力とは、社会的ステータスや金融取引の実績などがチェックされています。
家族を連帯保証人にする場合の審査基準
家族を連帯保証人にする場合の審査基準は、取引の内容によって異なります。ここでは全ての取引に共通する項目として、以下の審査基準を紹介します。連帯保証人が必要な場合にはぜひ確認しておきましょう。
- 返済できるだけの年収がある
- 信用情報にキズがない
- ほかの借入が少ない
返済できるだけの年収がある
家族を連帯保証人にする場合には、予定している連帯保証人に安定収入がなければ立てられません。そして、年収が高ければ高いほど有利となります。
ただ単に年収が高くても、一過性であれば意味がありません。
瞬間的に事業で儲かったとか、短期の仕事で高収入となっただけでは、将来的に低所得となる可能性があります。
一方、継続かつ安定した収入があれば、債務者の焦げ付きに対処しやすいため、安定収入を前提とした上で高収入の場合に有利となるのです。
信用情報にキズがない
信用情報にキズがないことも大切です。信用情報とは個人の金融取引記録のことで、個人信用情報機関に履歴が残っています。