くらし情報『個人年金保険料控除の仕組みとは?対象条件・条件金額などをFPが徹底解説!』

個人年金保険料控除の仕組みとは?対象条件・条件金額などをFPが徹底解説!

目次

・個人年金保険で税金が安くなる仕組み
・控除を受けて税金を安くするには?
・個人年金保険料控除に関するまとめ
個人年金保険料控除の仕組みとは?対象条件・条件金額などをFPが徹底解説!


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個人年金保険に入っていれば、公的年金だけでは不足してしまう老後の生活費を補えます。その個人年金保険ですが、入っていると税金を抑えられる効果があるのをご存じでしょうか?

本記事では、個人年金保険料控除の仕組みや条件について解説します。どういった個人年金保険に入ったらよいかを検討するときに参考にしていただければ幸いです。

個人年金保険で税金が安くなる仕組み


個人年金保険で税金が安くなる仕組み


国税庁ホームページ

新制度の控除額(所得税)
2012年1月1日以降の契約(新契約)については、次の表を使います。

新制度の控除額(所得税)


国税庁ホームページ

新旧双方に入っているケースではどうなる?
新旧双方の個人年金保険があるときには、それぞれで控除額を計算して合計することができますが、上限は4万円とされています。この場合、新旧双方とも申告すればメリットがあるとは限りません。

たとえば、以下のA、B2つの個人年金保険があると仮定して考えてみます。

  • A(旧契約)→年間保険料:11万4,000円
  • B(新契約)→年間保険料:5万2,000円
(1) Aのみを申告
Aは旧契約で年間保険料が10万円超ですから、控除額は5万円です。

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