2020年4月23日 20:00
コロナショックによる投資への影響とは?株価暴落への対処法をFPが解説
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1:投資商品のリスク分散の度合いのチェック
まず投資商品のリスク分散の度合いのチェックです。投資信託は効率的に分散投資できる点が特徴の金融商品です。この分散投資とは、資産や銘柄の分散、投資する地域の分散、投資するタイミングの3つを指します。
金融庁ホームページ 投資の基本
想定外に今回相場下落の影響を受けたと感じる方は、これら3点を見直すとよいでしょう。特に老後生活資金の運用をしていてそろそろ老後を迎えつつある方は、昔ほどリスクは取れないため特に確認する必要があります。
①資産や銘柄の分散の度合いのチェック
投資信託は複数銘柄で構成されていますが、実質的に同種類のものに投資しているケースもあります。顕著なのは、特定のテーマ(バイオ、ロボット等)に沿って銘柄を構成しているテーマ型ファンドです。
また、投資資産が例えば株式だけの場合は値動きが大きくなるので、この機に他の資産(債券、不動産等)を組み込むことも検討してもよいでしょう。
これらの確認は、投資に関する重要情報が網羅されている目論見書にて可能です。
②投資する地域の分散の度合いをチェック
投資する銘柄や資産が分散されていても投資する地域が同じ地域であれば、その国の経済状況が悪くなることで全般的に資産の価格が下落します。