住宅ローンのおすすめランキング【2020最新】人気の金融機関&選び方をFPが解説
定期的な金利チェックや、金利が変動したときの借り換えなどが面倒という方は、全期間固定金利に向いているといえるでしょう。ただし、3つの金利タイプの中で最も金利水準が高くなってしまうため、借入期間中に金利水準が変わらないか、下がった場合には総返済額が最も高くなってしまう点には注意が必要です。
固定期間選択型金利に向いている人はこんな人
固定期間選択型金利に向いている人は以下のような方です。
- 将来的に収入の増加が見込める方
- 将来的に出費の減少が見込める方
- 固定期間終了後に金利が高くなる場合、繰上返済できる方
固定期間選択型金利は10年間など、当初選択した期間だけ金利が固定されるもので、固定期間終了後は再度固定金利を選ぶか、変動金利に移行するかを選ぶ必要があります。3つの金利タイプの中では、変動金利よりは金利水準が高く、全期間固定金利よりは低いという位置づけです。
「キャンペーン金利」に注意
当初の固定期間終了後は、仮に店頭金利が変わらない場合でも適用金利が高くなってしまうことが多い点には注意が必要です。
金融機関のホームページなどで見られる住宅ローンの金利の多くは「キャンペーン金利」と呼ばれるもので、「住宅ローンの新規融資をする方にだけ適用される金利」