親や兄弟よりも気を遣わないでいられる」–おしどり夫婦が語る、パートナーとの向き合いかた–
もともと、ケンカというより仕事上の意見交換なので、日をまたいで持ち越すようなことはないです。
‐これまでに離婚の危機はなさそうですね。
慎治・美帆:
ないですね。
あったら別れてます(笑)。
‐日々、どんな時に相手から「ありがとう」と言われますか?
美帆:
色々なときに言うんですが、寝る前に、「生きていてくれてありがとう」って言っています。自分が年とったせいかもしれませんが、ただ元気で、毎日同じようにそこにいてくれるだけでありがたいなと。バツあり同士ということもあって、お互いに多くを望んでいないんだと思います。最初の結婚のときは、「結婚とはこういうもの」という思い込みが強すぎたり、「男の人はこうあるべき」という自分なりの理想があって、勝手に期待して勝手にがっかりしてたんですけど…。
あと、感謝の気持ちはちゃんと口に出して言わないと伝わらないんだなっていう反省もあって、いまはなるべく口に出して言うようにしています。
‐「何かをしてくれてありがとう」ではなくて、存在に感謝できるって素敵ですね! では、「この人と結婚して良かった」と思ったエピソードを教えてください。
慎治・美帆:
毎日思います。