ただ、深刻な喧嘩であればあるほど、その場しのぎの適当な謝罪である可能性は低いでしょう。
しかし、相手がきちんと謝っているつもりにも関わらず「ちゃんと謝って!」と怒れば、「これ以上謝るって、土下座しろってこと?」と逆切れされてしまう恐れも。とりあえず怒りを鎮めて、「こっちだって仲直りしたいけど、そういうふうに謝られたら気持ちが伝わらないよ。もうちょっと考えてみて」など、やんわり「その謝りかたむかつく」という気持ちを伝えてみてください。
つい後から蒸し返してしまう場合
心から「許そう」と思えていないと、終わったはずの話を蒸し返したり、つい嫌味を言ってしまいがち。無理して許す必要はありませんが、それをいつまでも相手に言うのは良くありません。
相手もはじめは「悪いことをしたな」と反省していても、次第に「あのとき謝って終わった話じゃなかったの?いつまで蒸し返されるんだ」と疲れていき、「もう無理」となってしまうことも。
とりあえず「許せない」という気持ちがまだあることは認めたうえで、相手を許せる日が来るように、なるべくポジティブな心持ちでいられると良いですね。
イライラしたときは、蒸し返したくなる気持ちが出てくるのをぐっと我慢して、今ある問題だけを話しましょう。