知らないと損! 共働き夫婦の年金はいくらもらえる?
もし妻が夫より年下の場合、妻が65歳になるまで配偶者加給年金として年間224,300万円がもらえます。昭和18年4月2日以後に生まれたかたは165,500円がプラスされ、年間計389,800円も夫の年金として受給できます。10歳差なら400万近くプラスに。
しかし配偶者加給年金の条件として、夫の厚生年金加入歴が20年以上で、妻の加入歴が20年未満となっています。配偶者加給年金を受給したい歳の差夫婦の妻は、共働きを20年未満に抑える必要があります。
4. 老後の資金はいくら必要?
共働き夫婦の老後に必要な資金についてご紹介します。
老後に必要な生活費
総務省統計局の「平成29年度家計調査報告世帯属性別の家計収支(二人以上の世帯)」によると、高齢夫婦無職世帯(世帯主平均年齢75.3)の1ヶ月の実収入と消費支出は以下の通りだそうです。
- 1ヶ月の平均実収入:209,198円
- 1ヶ月の平均消費支出(生活費等):235,477円
- 1ヶ月の平均非消費支出(税金):28,240円
つまり毎月、54,519円の赤字になっているということです。
最低でも263,717円の支出を覚悟しておかないといけないみたいですね。