要介護認定を受けるための申請方法とは? 認定を受けるために必要なこと
介護認定審査会による審査(二次判定)
一次判定の結果と訪問調査票の特記事項、そして主治医による意見書の内容をもとに、医療・福祉・保健の学識経験者によって二次判定が行われます。二次判定で最終的な要介護度が決定され、申請者に通知されます。
要介護認定の結果に納得できない場合
調査員や主治医が、必ずしも申請者が希望する通りに審査・診断してくれるとは限りません。また、調査訪問の日にたまたま本人の調子が良くいつもよりしっかり受け答えできることもあります。そのため、希望通りの要介護認定がされない場合があります。
認定結果に納得できない場合は、自治体の介護保険審査会に対して審査請求をすることができます。審査請求が正当と認められれば認定が取り消されるので、その後改めて介護申請を行います。通知を受け取った翌日から数えて60日以内に審査請求書を作成し、必要書類を添えて提出しましょう。
審査請求の他に、区分変更申請によって改めて審査・判定してもらう方法もあります。区分変更申請は本来認定の有効期間中に病状が変化した場合に行いますが、認定結果に納得できないという理由で区分申請する人も多いようです。