2023年6月23日 11:30
【森ノ宮医療大学】「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」に、本学を含めた近畿6大学が選定されました
「がんプロフェッショナル養成プラン」について
がんは我が国の死因第1位の疾患であり、依然として、国民の生命及び健康にとって重大な問題となっています。「がんプロフェッショナル養成プラン」は、国が定める第4期がん対策推進基本計画の人材育成の強化として取り組むべき施策とされている、
①がん医療の現場で顕在化している課題に対応する人材
②がん予防の推進を行う人材
③新たな治療法を開発できる人材
等のがん専門医療人材を養成する拠点を大学間連携により形成することを目的としている事業です。
「未来のがん医療を支える医療者養成コース(インテンシブコース)」について
高齢のがん患者では、加齢に加え、担がん状態、手術侵襲、抗がん剤の副作用による二次的な筋肉量の減少(サルコペニア)により患者のQOLが阻害されます。がん患者の虚弱(フレイル)を予防するには、がん患者のためのリハビリテーションの充実が重要です。本コースでは高齢がん患者をはじめそれぞれのがん患者に適切に対応したリハビリテーションの実践について、必要な知識技術を職種の特性を踏まえ学修します。また鍼灸は、がんにより生じる痛みに対する鎮痛薬の投与量、回数を減らすことに貢献することから、本コースでは緩和ケアにおける東洋医学的なアプローチについても学びます。