養護教諭に泣いてストレス解消してもらう「涙活(るいかつ)」で、ストレスマネジメントを学ぶ研修会を「なみだ先生」こと感涙療法士の吉田英史が1月14日に千葉県四街道市で実施します。
等に関わるいわゆる生徒指導や保護者からの苦情等への対応等で、教職員は日常的なストレス状態が続き、悪化した場合には「うつ」状態に陥って、精神疾患による病気休職となるケースが増加しています。教職員のストレスマネジメントの一つの方法として「涙活」を提示します。
■ストレス社会で注目される泣く活動「涙活(るいかつ)」について
恋愛映画やドラマを鑑賞し、思いっきり泣いた後、「なんとなく心がスッキリし、明るい気持ちになれた」という人は、多いのではないでしょうか。
「涙活」とは、意識的に涙を流すことでストレスを解消する方法です。人は、2分から3分ほど泣くだけでも、自律神経が交感神経(=緊張や興奮を促す神経)から副交感神経が優位な状態(=脳がリラックスした状態)へとスイッチが切り替わります。また泣くことで脳が癒され、たまったストレスをスッキリ解消することができるだけでなく、心の混乱や怒りがしずまり、敵意が軽減することが研究で明らかになっています。なおタマネギを切った際に出る“角膜保護の涙”や目を潤すための“基礎分泌の涙”では意味がありません。ストレス解消に効果があるのは、悲しみや感動などによる“情動の涙”。