【12歳までに身につけたい「感受性」と「表現力」の育て方】『敏感な男の子の伸ばし方』 2022年1月20日刊行
①子どもをよく観察する
②子どもへの共感力を高める
③価値観の違いを認める
④おもしろがる力を鍛える
⑤パートナーに対する不満を子どもにぶつけない
敏感くんの感受性を高める方法 例
※本書より一部抜粋要約
焚き火を楽しむ
敏感くんは、日常生活のいろんな音や色、光、刺激に、知らず知らずのうちに疲れています。
焚き火はしんとした暗闇のなかにパチパチと火がはぜる音が聞こえてくる。そのまわりでみんなが思い思いの話をする。音はあるけれど、静か。
なんともいえない安らぎや安心感があります。人類誕生のときからわたしたちに力をくれた、火のエネルギーなのだと感じるはずです。
読みたくなる本を置く
敏感くんにとってテレビから流れる強い色や光、雑多な音は、刺激が強すぎるはずです。テレビは消す。
可能なら寝室に移動させましょう。
その代わりに、リビングには本棚を置きましょう。ゲームもない、テレビもない、だったら本でも読むか。この流れが大事です。本は特に名作を読む必要はありません。読書が勉強の一環になってしまっては、読書の楽しさを学ぶことができないからです。その代わり、興味を持ちそうな本や視野が広がりそうな本を親が用意することが必要です。