2023年1月6日 11:00
累計出荷台数が3,000台を超えた!アルコールチェックをしないとエンジンがかからない『アルコール・インターロック』の普及状況(2022年末時点)
機器として明確に位置づけられています(別紙 2-1,2-2)。
このように、アルコール検知器の義務化とは、いかなる点呼においても必ずアルコール検知器が使われており、点呼が100%実施されていれば、誰一人として酒気を帯びたドライバーは路上には存在しない、まさに「飲酒運転ゼロ」を目指した規制強化でありました。
2)トラック業界における飲酒実態
ところが、アルコール検知器義務付けが行われたものの、 近年、ゼロに向かうどころか、下げ止まり状態となっています。トラック業界にいたっては、直近では前年比増という事態になっています(別紙3)。とくに、2019年に国土交通省、運輸安全委員会から公表された事故調査報告書によって、フェリー使用時のトラックドライバーのおそるべき飲酒実態が明らかとなり、「隠れた飲酒文化」に業界および社会が驚愕しました。
□2019年7月 大型トラクタ・バンセミトレーラの衝突事故(飲酒運転死亡事故)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/jikochousa/pdf/1783102.pdf□2019年8月 堺市 トラック女子児童飲酒ひき逃げ アルコール(岩ト協リンク)