海外向けうつ病治療VR英語版を北米ボストンの専門家らと開発!世界最大のテックイベント「CES 2022」で初公開
が発表したHealth Professional Shortage Area(HPSA)MAPによると、アメリカ全域でのメンタルヘルス提供割合は地域によって格差があり、ほとんどの地域が50%未満であり不十分です。
■VR治療で質と地域格差を均一化
VRを活用したうつ病治療は、仮想現実の中で主観と客観など立場を入れ替えたリアルな体験が可能です。客観での場面体験は、患者がなかなか想像することができない「他の人はどんなことを考えているか」という体験を、相手に憑依するような形で追体験が可能です。これにより患者は、自分の生活の中で同じような状況に置かれたときの自分の考えや視点を振り返ることができます。いつでも、どこでも、体験することができるVRでの治療は、心理療法士が患者の治療をより効果的に行うために貴重なツールとなります。うつ病の治療効果を高めることは、世界中で増大する適切なメンタルヘルスサービスの需要に関連する医師やカウンセラーの負担を軽減するのに役立ちます。
<監修した専門家のコメント>
ハーバード・メディカル・スクール出身でケンブリッジ・ヘルス・アライアンス行動医学プログラムの元スーパーバイザーのキム博士と、マサチューセッツ大学臨床心理学博士号、ハーバード・メディカル・スクールのケンブリッジ・ヘルス・アライアンス精神科で臨床講師を務めるアマロ博士は、共同で行動医学サービスを専門とする「Boston Behavioral Medicine」