2022年7月28日 14:00
【ダイキン】「めざせ!空気博士 エアコン分解」開催中
エアコンの室内機には、基本的な部品として、フィルターや熱交換器、ファン、電装品などが内蔵されています。エアコンは、室内機のファンを回転させることで室内の空気を取り込み、室内機に取り込んだ空気を熱交換器で冷やして吹出口から室内に戻します。クロスフローファンと呼ばれるファンは、羽根を小さく分割するなど、回転したときに発生する風切り音を低減するための工夫が施されています。室内の空気に含まれたホコリを止める役割をしています。室内機が効率的に空気を吸い込める状態を維持するため、フィルターの掃除は大切です。
冷媒を温めたり冷やしたりする圧縮機や膨張弁は、室外機に格納されています。実は、エアコンにとって重要な部品の多くは室外機に入っているのです。
エアコンの節電を心掛けた方が良い理由
エアコンは私たちの暮らしを安心で快適なものにしてきました。
一方で、電力消費に占めるエアコンの割合は大きく、真夏の暑い時期の家庭では全体の約6割(※3)に達するほどです。また、現在、世界で使用されている全電力の約1割はエアコンが消費しているとも言われています(※4)。化石燃料を使った発電により、エアコンを通じて多くのCO2が排出されていることになります。