くらし情報『ユーモア小説の大家・獅子文六原作 劇団NLT『喜劇 二階の女』上演決定 カンフェティでチケット発売』

2023年11月1日 15:00

ユーモア小説の大家・獅子文六原作 劇団NLT『喜劇 二階の女』上演決定 カンフェティでチケット発売

そして昭和初期の日本人男性にしては175センチの大男にして美食家で食いしん坊、国際結婚も何のその、3年間のフランス演劇研究で滞在中にマリー・ショウミーと結婚。(妻は日本になじめず病んでしまったのですが・・・)
かなりの破天荒な快楽主義者のような豪傑な人柄から執筆される小説は風刺のきいたユーモラスな作品で、昭和の作品でありながら令和の今日、色あせることなく、むしろ艶やかさを増した作品もあります。手にした一冊からむさぼるように読んでしまう、復刻版で愛読者になった世代が語る言葉です。
長編は作品が映画やテレビドラマになり、ご存じの方も多いと思うのですが、短編に関してはなかなか知ることが出来ませんでした。しかし今、獅子文六は復刻や電子書籍化が進み、短編も読めるようになってきています。「ロボッチイヌ」は昭和34年に執筆されたとは思えないほど、日本の将来を見据えたヒューマンユーモア作品だし、「ライスカレー」は見習いコックの女給仕へのほのかな切ない恋心とブラックユーモアを織り交ぜたラブストーリー。
「芸術家」は自身のフランス滞在をモチーフにしたサスペンスコメディ。
などなど多種多様の作風で読者のハートを鷲掴みにする。

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