北限の最高品質「生芋こんにゃく」で湯あがりの小腹をヘルシーに満たす~伝統製法を守り続ける本物の味を宮城の温泉リゾートで提供~
と想いを語ってくれたのは三代目の佐藤さん。
元々は佐藤さんのおじいさん、おばあさんが自分で食べるために作っていたこんにゃくが地元で人気になり、だんだんお店に出すようになったそう。
現在の主流の製法よりも4倍手間のかかるその製法で出来上がるこんにゃくは、芋の風味があり、弾力があるのに意外とサクッとした軽やかな歯ごたえは唯一無二の食感。料理の味染みも良く、低カロリーで食物繊維も豊富なので、日々の献立に加えたい万能食材です。
多くの商品があふれる中、こんにゃく製品も「本物志向」が求められ、マスコミにも紹介されてきた佐藤蒟蒻店さんは今でも昔ながらの製法を守り続けています。
収穫までになんと4年!博打といわれるこんにゃく芋の栽培
ピンク色の芽が出たこんにゃく芋
幻の在来種「和玉」を手塩にかけて育てる
こんにゃく芋は収穫までに4年もかかる作物。
強い日光や風、干ばつを避け、水はけの良い場所が必要なため露地栽培はここ宮城県が北限です。
春に種芋を植えて冬に収穫し、蔵に入れて冬越しをさせてまた春に植える。これを3~4回繰り返してかぼちゃサイズまで大きくなった芋をこんにゃくの原料として使います。