灘→東大→MIT合格「スコラボ」前田智大さん初の著書 小4の夏からでも間に合うシン勉強法を提案
今に至る「原理原則から考える学び」はこのとき本格的にスタート。普通の小学生だった前田さんが、日本最難関といわれる灘中に、大学受験でも日本とアメリカのトップスクールに合格できたのは、単なる暗記や詰め込みではなく、その科目の「原理原則」に則った勉強法の実践にある、と自己分析しています。自分の頭で考え、学ぶことのおもしろさを知れば、学力はぐっと伸びるのです。
合格した後も伸び続ける人がやっていること
公式の丸暗記はテスト前には有効かもしれませんが、受験合格後に苦労する可能性があります。本書で紹介する「原理原則」にもとづく勉強法とは、各科目の本質を、自分の頭で考えて判断、実践することです。つまり、「なぜこの公式になるのだろう?」と考えて理解するのが、数学の理想的なアプローチ。次々に疑問を掘り下げ、答えを見つけていくことで知識が紐づけられるため、学年が進んで学びの内容が高度になってきたとき、「応用力」として発揮されます。
♦英語…語彙を増やすことが最優先。
文法よりも、英単語の暗記をすべし
♦国語…「読解力」と「表現力」の二本柱。「読解力」を高める近道は“読書”
受験合格はゴールではなく新たな学びのスタートです。