【星のや沖縄】沖縄で親しまれている食材の新たな魅力に出会う 「琉球シチリアーナ」春のディナーコース提供開始 ~月桃の香りや島らっきょう、ゼンマイで春を味わう~|開始日:2023年3月1日
をモチーフに作られました。本来は漆器で作られる東道盆を、コンセプトに合わせ、読谷村で親しみのある陶で制作しています。蓋の表には、シチリアの街と沖縄の海と太陽を、裏にはシチリア語や日本語を織り交ぜた文字を模様のように散りばめ、シチリアと沖縄の要素が融合した「琉球シチリアーナ」を表現しています。<小孫哲太郎(こまご てつたろう)氏>
沖縄の大学で陶芸を学び、伝統技法やちむんを体得。 糸満工芸陶苑で修業後、現在は千葉県にアトリエを構え、一点物ばかりを制作する。 メッセージ性の強さを感じる渾身の象嵌(ぞうがん)やトロピカルな色彩感覚が特徴。
・シチリアの海と太陽を想起させる器
シチリアを想起させるカラフルでポップなデザインの器は、栢野氏の作品です。栢野氏の作品から「シチリア」らしさを感じ、器の制作を依頼しました。
思いついた柄を鉛筆でラフ書きして、後から色付けをする、狙って作らない作風が生み出す個性的な作品が揃いました。シチリアのシンボルであり「トリナクリア」と呼ばれる3本足のデザインや、レモン、バジル、オリーブなどのモチーフを取り入れています。
<栢野紀文(かやの のりふみ)氏>
岡山県出身。