“漫才師”ミキの漫才への矜持 ブレない主軸で『M-1』とも程よい距離感に「気が楽になりました」 6連覇中『岡-1』への本音もチラリ
「でも、それが日常生活というか、僕らのお仕事ですからね。みなさんが定時に出勤して…っていうのと一緒の感覚で、それをやらんかったら漫才師やないなと思っているので」。
■賞レースともいい距離感に「僕らは寄席の漫才師になりたい」昴生が老害の最若手に?
『ミキ漫』の先に見据えるのは、賞レースなのか。そんな疑問をぶつけてみると、亜生が「やっぱり地方に行った時に、一番言われるのは『賞レース頑張って』ですね」と明かし、昴生は「その気持ちに応えたい気持ちはめっちゃありますけど、2人の中で『よっしゃ、やったんで!』が100%ではないですよ…っていうか。言い方が難しいですけど、若手ほどがめつくはいってないかも」と率直な思いを口にした。その真意を迫った。
昴生「僕らは、ちゃんと毎日の舞台を大切にしようというタイプなので、賞レースだけに向けて、この舞台で試そうとかはまったくしないです。よう言うじゃないですか、賞レースに向けての調整とかって。
その気持ちはわかるけど、お金払って見てきてくれているお客さんの前で調整すんなよって思いますよね。賞レースに対する気持ちはありますけど、毎日漫才やっていたら結果は出るんじゃないかなと思っています。