“漫才師”ミキの漫才への矜持 ブレない主軸で『M-1』とも程よい距離感に「気が楽になりました」 6連覇中『岡-1』への本音もチラリ
『M-1』出る前とかは、やっぱり『M-1』に向けて…とかやっていて、そういうのもいいんですけど、そればっかりやっていたら、普段の漫才がおろそかになっちゃう気がして。僕らは寄席の漫才師になりたいと思ってやっているので、そこをベースに、その流れで『M-1』もうまくいけばいいなという感覚です」
亜生「『M-1』に向けて調整していると、やっぱりスピードとか、寄席のお客さんとまったく合わへん、噛み合わへんまま終わってしまうのが悲しいというか…。なので、最近はそうではなくなっています」
昴生「もちろん、テンポ速い漫才もいいんですけど、僕らはありがたいことに舞台があって、毎日そこに立たせてもらえる機会があるので、目の前のお客さんをまず…っていう。それをおろそかにしている芸人が多い」
亜生「これ、ややこしい師匠みたいですよね(笑)」
昴生「ニッポンの社長・辻から“老害”って言われているんですよ、同学年やのに!ルミネの楽屋にいても、若手が誰もしゃべりかけてくれへん(苦笑)」
亜生「老害の最若手なんです(笑)」
昴生「でも、これは言っていかんと!みんな『M-1』って言っているけど、それだけがすべてじゃないから。